クリニックさんなどにおもちゃをお届けします。ただ置いてくるだけでなく、レイアウトも一緒に考えさせてもらってきます。
現場では、まずはそれまでにあった環境は活かしたままで、というリクエストをいただきます。それはそれでよく遊んでいただいていたのだと思います。これは人気がありましたから、と。ですが、新しく棚を置き、おもちゃを置きますと、急にこれまでの環境が合わない感じになるのですね、「今までのは片付けましょう」と一旦仕舞われます。みんなが好きで、なくてはならないと思われていたおもちゃも、パズルや形のマグネット、スロープなど入れていただくと、キャラクターがなくても、音と光がなくてもよく遊んでくれます。こういうご様子のお話しを伺うと、子どもには自分の力を試したい思いがあるのだと改めて思います。一方で、どんなものでも子どもはまあまあ遊ぶ、ということも。クルテクでご紹介しているおもちゃは、まだまだ知られていません。
子どもの心が求める遊び、その遊びができるおもちゃと遊びやすい環境のことは、まずはお試しいただきたいので、お任せいただくととてもありがたいです。おもちゃが並んだときの、スタッフさんたちのワクワクしたご様子は嬉しいものです。大人の心がまず動く。もっと楽しくしたいね、と体が動き出す。おもちゃたち、今日もありがとう。