『しずかなところはどこにある』という絵本があります。フィンランドの絵本です。フィンランドの人々が静けさを好むこと、意識的に静かであろうとしていることは、私はすぐ感じましたし、友人も同じように感じていたようでした。もちろん、ふざけた賑やかなイベントも好きで、音楽なんかも、盛り上がる時は盛り上がっているようですけど。
どうして日本はアナウンスや音楽がこんなに好きなんだろう。車内やスーパーで、まあいいから一旦ちょっと静かにしてみないだろうか。これは本当に不思議で、多くの人が求めるからこんなにたくさん音があるのでしょうか。
きっと、当たり前の中にいて気づかなくなってしまうのですね。シーンとした店内、電車の中、そこで過ごしてから音の中に戻ると、あ、うるさかったんだ、と気づきます。一度やってみたらいいのになあと考える、そんな時はきっと少々お疲れ。








