絵本取り寄せ

山脇百合子さんの仕事部屋展を見て、イラストの中に、これまで知らなかった絵本の挿絵がありました。お顔やポーズは山脇さんらしさなのですが、色使いがなんだか雰囲気違い、あれ?と思いました。女の子たちが金髪なのです。

キャプションを読んでみると、フィンランドを題材にした絵本の挿絵でした。それで色の雰囲気が違うのですね。原作がフィンランドの作家で、日本語の文章は岸田衿子さんでした。

フィンランドは訪れたことがある国で、興味深く、読んでみたいと思いました。たくさんの絵本を販売していたのですが、その絵本はなかったです。webで探してみたら、絶版で、中古本だけ見つかり、取り寄せました。『木いちごの王さま』という絵本です。

フィンランドを訪れたのは夏で、スーパーにも屋台にもベリーが山盛りでした。特にいちごとラズベリーの最盛期だったようです。木いちごの王さまは、フィンランドの森のラズベリーのお話で、山脇百合子さんのラズベリーのイラストがかわいらしくて、そして岸田衿子さんの文章が美しい、素敵な絵本を手にすることができました。

デンマークとフィンランドを訪れて、デンマークではハッピーな印象を受け、フィンランドはそれに比べると飾らない、実直、現実路線のイメージでした。絵本のお話しも、内容は怖いところもあるし道徳的でもあるのだけれど、意図的な起伏がないところが私が感じたフィンランドに似通っていました。もし岸田衿子さんもフィンランドに同じことを感じながら文章を仕立てられたのならちょっと嬉しい。

書いているうちに、急速にラズベリーの苗が欲しくなりました。家で育てて、実を摘んで食べたい。調べたところ、ちょうどこれからが植え時のようです。今年はラズベリーを植えてみることにします。