角館の桜を目指して

行ってみたいと思っていた角館の桜を見に出かけました。

休みを取れるところは限られている。桜はいつ咲くかわからない。お天気もわからない。ダメならダメでまあいいやと思って計画を立てました。「東北に行ってくるんだ」と口に出すと、いろいろ情報をいただけて、行程が決まりました。新潟を出発してまず福島へ。福島県立美術館で大ゴッホ展を鑑賞。北上して、仙台を通り越して、平泉で中尊寺。更に北上して盛岡から秋田方面へ、乳頭温泉で宿泊。翌日は、田沢湖からカタクリの郷を経て、目的地角館へ。

夏井千本桜、花巻で宮沢賢治、小岩井牧場などが他に候補に上がりながら、今回見送った場所です。

スタッフさんたちもいろいろ教えてくれて、ゴッホ展は展示、駐車場とも運良く予約が取れ、秋田の情報は秋田の友人のはらむらさんが教えてくれて、おかげで準備バッチリ。乳頭温泉は、角館観桜の宿泊地として人気で、早くから満室が普通らしいのですが運良くお部屋が取れました。

桜予報では、訪れる日は桜は開花前とのことでした。お天気も雨マーク。まあいいか、行くことが目的、なんて思っていたら、開花予報が10日以上早まって、桜まつりも前倒しでプレ開催されるとのこと。天気予報がどんどん良くなり、2日間とも快晴らしい。ありがたいことです。

さて出発。磐越道を走っている途中の山の中にもきれいに桜や春の花が咲いていました。緑はまだなので、お花の色だけが映えています。順調に走り、予約の時間ぴったりに美術館に到着しました。ぴったりだと、予約を取っていても入場までにはしばらく並びました。おもしろいですね、並んだ習性がすぐには抜けなくて、鑑賞が始まっても皆さん列を崩さず並んで進むんです。係の方が『列はないので自由にご鑑賞ください』とあちこちで札を持ってアナウンスしてくださっています。私は2作目あたりから列を抜けました。

ゴッホの有名な絵画はいくつもあって、何かと目にしていますが、それはゴッホの画家人生のある時期からのもの。そこへ至るまでの作品と解説、そして影響を受けあった同時代の画家たちの絵も展示されており、ストーリを追った展示に、ゴッホの生涯が重なる、胸を打つものでした。

お昼は仙台手前のサービスエリアで牛タンランチ。そして平泉に到着です。

中尊寺は金色堂が見どころですが、世界遺産であり国宝。敷地一帯宝物殿も含め、空気が違う。包まれている感覚の中にピリッとした尊厳を感じる不思議な体験でした。もちろん、金色堂はもう圧巻。気が遠くなりそうでした。

駐車場のお土産屋さんでじゅうねん餅という、つきたてのお餅にエゴマのタレをかけたお餅をおやつにいただきました。そりゃおいしいに決まってます。

乳頭温泉までの道のりは、盛岡から秋田方面へ横断。途中はまだまだ雪がたくさん残っていました。空気もひんやりしていました。

乳頭温泉は大変良いお湯でした。夕飯ではちょこちょこ秋田のお料理をいただけて、姫竹の焼いたのとかお漬物のちらし寿司がおいしかったです。

翌朝も快晴。お宿の周りはおびただしい数のブナ林で、夏はトレッキングも楽しめるようです。雪が何メートルも残っていましたので少しお散歩にとどめました。

乳頭温泉から角館まで1時間ほど。途中に田沢湖や、カタクリ群生地、水芭蕉群生地などあり、田沢湖沿いに走りながら、カタクリの方へ寄りました。

田沢湖は、水深423.4mで日本一深いとのこと。透明度めちゃくちゃ高く、遠目にも透き通っているのがわかります。こんなきれいな湖見たことないかも。ぐるっと一周20kmほどのようです。

カタクリの郷は、咲き始めでした。満開時の写真が強烈で、このときに見られたらと思いましたが、人がいなくて貸し切りで、ゆっくりできたのは良かったです。大満足です。

角館の桜は、まだのところもあれば、8分ほど咲いているところもあり、こちらも満開時はさぞかしと思いながら、10日早く咲いてくれたおかげでしっかり楽しむことができました。

満開のときや、ライトアップされた夜桜など、また訪れて今回見られなかったものを見直したいと思いました。

ババヘラアイスにも出会えました。かわいい!

角館から新潟へは日本海側を走りました。鳥海山がきれい。また改めて登りに来たいです。

久しぶりの鶴岡でコーヒータイムして、新潟に着きました。角館の桜を目指した東北の旅でした。