エルツ地方・ザイフェン村の工芸品

ドイツ、ハーメルンの街の伝説を元にした物語は、今も好んで語り継がれ、大人にも子どもにも親しまれています。ヘルビッヒ工房のこのシーンは、ユーモラスにも見え、またこの物語の怖さも感じされる味わい深いものになっています。躍動感を感じる動き、衣類への描き込み、ひとつひとつが大変細かく、高い技術が発揮されています。

髪の短い天使。フラーデの特徴である亜麻糸の特徴を活かしたスタイルになっています。ソリに乗ったツリーはとても小さく、でも葉っぱもちゃんと細工されていて見事です。ポーズや表情、すべてのバランスが良く、いつまでも眺めていられます。

クリスマスの訪れを待つアドヴェント。4つのろうそくに、毎週1本ずつ灯りを灯します。フラーデの天使がろうそくの準備をしています。4本灯ったらクリスマス。希望を持ち、楽しみに待つ期間をかわいらしいフラーデのお人形と一緒に。

亜麻糸の髪の毛は無造作にはねて小さい男の子らしい雰囲気です。足元には小さなお花が落ちています。モコモコのグレーの羊とセットです。羊の表情がユーモラス。羊だけでも楽しい飾りになります。継ぎ当てのついた青いズボン。細かいところまで手作業で仕上がっています。

真っ白のランタンの中には聖誕の物語。ヨセフとマリア、赤ちゃんイエスさま。クリスマスの日を明るく照らすゴールドが映えます。置物にもなるオーナメントです。

ランタンの灯りのところに小さいサンタさんがいます。ソリにはこれから届けるプレゼントが積まれています。まるで、サンタさんたちがプレゼントみたいな、小さい箱にちょこんと収まる様子。ぱっと周りが明るくなりそうです。

サンタさんの乗り物はソリだけではありません。飛行機だって乗っちゃいます。サンタさんの特製飛行機には、ツリーが飾られ、プレゼントが積まれています。カラフルな飛行機は夜空でも目立つことでしょう。クリスマスの夜、見つけられるでしょうか。

流れ星に乗った小さな天使。夜空を見つめているのでしょうか。クリスマスツリーのなかで、大きな黄色い流れ星がキラッと光ります。

白、赤、黄、緑のクリスマスカラーがバランスよくふんだんに使われた、色鮮やかな明るいツリーです。キャンドルがたくさん灯され、トップには大きな星。周りを明るく照らすことでしょう。スペースやお掃除、安全性を気にすることなく、美しいクリスマスツリーをお楽しみいただけます。

白と赤の対比が美しい、スッとした立ち姿のキャンドルホルダーです。闇に光を照らす天使。おもちゃづくりの地、エルツ山地で炭鉱が主産業だった時代から、重要なモチーフでした。クリスマス期の希望の光としても多く用いられています。赤い大きな羽は、取り付けになっています。

高さ39cm。存在感あります。ツヤを押さえた美しい深紅に、鈍く輝くゴールドが、誇り高き王様にぴったりです。白髪にブルーの目は、明るさや華やかさを感じます。深緑のズボン、金の腰ベルトをつけ、ステッキを持っています。背中にレバーがついています。レバーを上げると口が大きく開きます。

レグラー工房のくるみ割り人形です。1990年設立のレグラー工房は、くるみ割り人形や煙出し人形、ウインドミルなどを製作しています。こちらは、17cmの少し小さめのくるみ割り人形。棚やちょっとしたスペースに飾っていただけます。小ぶりですが、細かい模様が丁寧に描かれており、存在感は抜群です。