積木を楽しむ会

お声かけをいただき、積木を楽しむ会にお伺いしてきました。大人と子どもあわせて20名ほど。みんなが楽しめて、遊びの新しい発見となるもの、ということで、25mm基尺フレーベルの恩物を中心に、ワークを開きました。

フレーベルの恩物は、大人が子どもに提供するための学びを目的としたサイズで、実際に幼児期の子どもが遊びこむには小さいです。でも全体を見渡せるという良い点があり、客観的に把握するには良い素材です。また、学びを目的としなくても、25mmの世界観はミニチュアワールドみたいで楽しくて、好きなワークです。

子どもたちは、参加してもしなくても、見てても、好きなようにどうぞ、と思っていたので、ワークの材料とは別に、店内で人気のおもちゃも持っていきました。

最初に、おもちゃの使い方や、お部屋のなかで注意することをお話しました。よく聞いていてくれましたし、楽しく遊んでもらっていたのではないかなと思います。

ワークは順調に進み、最終段階、すべてのパーツを使って作品を仕上げるペアワークの頃、子どもたちもみんな大人のテーブルにやってきて積木ワークに参加しました。大人がやってるなにか、なんだか楽しそうに見えたのでは?大人が楽しそうにやっていることに子どもは敏感。子どもにやってみてほしいことがあったら、大人が楽しそうに同じことをやっているのが一番ですよ。

そして、子どもの力のすごさを見せつけられる大人。
ためらわずに積む。積んだら次の発想が生まれる。やってみる。また広がる。この展開、大人の方たち次第に手を出せなくなり、子ども中心のワークに移っていきましたね。子どもたちが一番の先生でした。

完成した作品を解説してもらう時間も取りました。子どもたちが解説しました。よく感じ、考え、堂々と言葉にしていました。学校でもそういう機会が増えているのかな。うちの子が小学生時代の授業参観ではまだまだそんな雰囲気ではなかったですが、変わっていっているのでしょうか。いいですね。

25mmの積木やパーツは好きでたくさん持っているので、また店主催のイベントでもやってみましょう。