世界最初の幼稚園を作ったと言われるフレーベル。その教育法には積木が取り入れられました。
これはフレーベルの教育理論「こどもは種である」から始まる『恩物』から発展していったものであり、理に適った実践が積み重ねられ、現代でも積木遊びは子どもにとってとても大切なものという認識が定着しています。
子どもは積み木遊びを通して連帯感、達成感、創造力、想像力、集中力、いろんな力を身に着けていきます。
サイズは検証を繰り返し、10/3(約3.3)cmがベースとなりました。保育現場では、このサイズは3歳以降の積木遊びにおいて信頼を集めています。
フレーベル積木は7種類の積木で構成されています。
いずれも基尺を元に厚みや長さはその倍数でサイズを決めています。
【フレーベル積木(小)】
箱サイズ:30cm × 23cm × 8.5cm
レンガ型縦2倍(3.3cm × 13.2cm × 1.6cm):12個
レンガ型厚み2倍(3.3cm × 6.6cm × 3.3cm):8個
レンガ型(3.3cm × 6.6cm × 1.6cm):16個
レンガ型縦半分(3.3cm × 1.6cm × 1.6cm):16個
立方体(3.3cm × 3.3cm × 3.3cm):16個
立方体半分(3.3cm × 3.3cm ×1.6cm) :16個
立方体ななめ半分(三角柱):16個
【フレーベル積木(大)】
箱サイズ:47cm × 30cm × 8.5cm
レンガ型縦2倍(3.3cm × 13.2cm × 1.6cm):32個
レンガ型厚み2倍(3.3cm × 6.6cm × 3.3cm):16個
レンガ型(3.3cm × 6.6cm × 1.6cm):32個
レンガ型縦半分(3.3cm × 1.6cm × 1.6cm):32個
立方体(3.3cm × 3.3cm × 3.3cm):32個
立方体半分(3.3cm × 3.3cm ×1.6cm) :32個
立方体ななめ半分(三角柱):32個
積木には面取り(角を少し丸く削ること)があります。
面取りあり、面取りなしと両方使ってみましたが、面取りはあったほうが自分の好みに合いました。手に持ったときに痛くないこと、角が欠けにくいことが理由です。
積んだものがきちっと1枚板のように美しく見える方を好まれるときは、面取り無しのほうが良いと思います。
ウール・レンガ積木やバリエーションの積木、また木製のレールセットとも合わせて遊びやすいです。遊ぶほどに広がりを見せてくれます。
施設や集団向けにまとまった量が必要な場合はお電話またはメールでお問い合わせください。
大の木箱の上に小の木箱が2つ重なります。