辞書に書かれている意味を聞く
いみとりかるたは、意味を聞いてその意味の言葉をかるたで取ります。言葉の意味を正確に知ることは、子どもだけでなく、大人にとっても良い機会となります。読み手、取り手を交代しながら、いろんな言葉とその意味に親しんでいきましょう。辞書を片手にじっくり遊ぶのもおすすめです。辞書はめくればめくるほど楽しい書物です。言葉から意味を説明することと、意味から言葉を当てていくのは感覚がかなり異なり、どちらも言語に親しむために大切です。
遊び方
読み手は、読み札の山札から読み札を1枚引き、全員に聞こえるようにゆっくりめで読み札の説明を読み上げます。
他の人は、読み札の説明に対応する取り札を、素早く取りましょう。正解の取り札を取ることができた人は、その取り札を獲得します。間違った取り札を取ってしまった人は、この回はお休みです。
カードは遊ぶ人やレベルに合わせて4種類「初級」「上級」「発展」「自作」があります。
初級と上級は、小学生のうちに身に付けておきたい言葉である基本語7,700語から選ばれています。読み札には、言葉の右上に身に付けたい学年を記載しています。
「初級」は1~3年生の基本語から選んでおり、特に5歳でも遊べるような簡単な言葉も入れて、比較的簡単な言葉を中心に30語を選定しています。
「上級」は、4~6年生の基本語から選んでいます。特に大人でも意味がはっきりと言えないようなやや難しい言葉を中心に30語を選定しています。
「発展」は、基本語以外の約4万語から選んでいます。学びだけではなく、遊びとして楽しい言葉や、カタカナ言葉、流行語を中心に30語を選定しています。
「自作」は、白紙カードです。人によって知っている言葉や重要な言葉は違います。それぞれにとって大切な言葉を盛り込んだ札を作れるように自作札が30枚用意されています。辞書をぱらぱらとめくりながら、言葉を探して、自分だけのかるたを作ってみましょう。一緒に作るかるたもきっと楽しいことでしょう。お友だち、両親や、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に作ってみてください。